子供を持つ親として、頭を悩ませるのがスマホです。周りの友達が持っているから、LINEがないと連絡が取れないからと、子供にスマホをせがまれている親も多いと思います。
しかし、iPhoneなら容量種類によっては端末代金が10万円を超えます。携帯購入時には「分割審査」があります。分割の審査は、どの契約でも同じではありません。機種変更よりも新規契約のほうが厳しい傾向にあり、10万円未満よりも10万円以上のほうがより厳しい審査になります。
「子供にスマホを買ってあげようとしたら、端末購入時の分割審査に通らなかった。」というケースは増えています。学割などのキャンペーン適用には子供も一緒に来店が必要なので、子供の目の前で審査落ちの申告を受けるのは辛いものがあります。
そこで、今回は「分割審査」に不安のある親が審査を通過(回避)するため方法を紹介します。
一括払いも可能なスマホデビュー割を利用する
「スマホデビュー割」については、このサイトでも過去にも何度か取り上げていますが、ガラケーからの機種変更、他社からのMNP、6歳以上18歳以下の新規契約であれば、対象となります。
これからスマホを持たせる子供であれば、それがソフトバンクガラケーユーザーでも、他社ユーザーでも、6歳以上18歳以下でも、デビュー割での購入が可能です。学割との併用はできませんが、デビュー割りなら毎月80円の分割からでも契約が可能です。
ただし、分割契約で購入するのであれば、分割審査があるという点では同じです。分割審査を回避する方法は、ズバリ「一括払い」での購入しかありません。
「DIGNO F」であれば、1,920円を店頭で支払えば、分割契約をしなくても端末購入が可能です。スマホデビュー割については、一括で支払ったからと言ってキャンペーンがなくなるとか、特典が減るとかいった心配はありません。むしろ、1,920円で買えるものをなぜわざわざ分割で購入するのか理解に苦しむ位です。
もしもお金に余裕があるなら、iPhone SEやXperiaを買ってあげた方が、子供は喜ぶかもしれません。一括の購入代金は少し高くなりますが、その後の毎月の携帯料金は全く同じです。
デビュー割は、携帯の分割審査が通らない人にとってはとてもメリットのあるキャンペーンです。
スマホデビュー割 | キャンペーン・プレゼント一覧 | キャンペーン・プレゼント | モバイル | ソフトバンク
DIGNO Fって性能的には問題ないのか?
最後に、デビュー割で購入できるDIGNO Fは、若い子が使って満足できる性能なのかについて解説します。
発売時期はそれ程古くはなく、2016年夏モデルとなります。代表的な特徴としては耐衝撃、防水、防塵で、物理的にみればかなり丈夫なスマホという印象です。
性能(スペック)としては、当時発売された他社機種に比べてかなり低めです。
例えば、カメラの画素数は800万画素と低めです。とは言え、Androidスマホとして使用は可能なので、地図を見る、アプリをインストールする、ネットで検索する、天気を調べる、LINEをするなど、他のスマホでできることは、DIGNO Fでも大体できます。初めてのスマホという位置づけならいいのかもしれません。
ただし、この機種を使う時には、容量が少ないという点には注意が必要です。本体に保存できる容量(ROM)はわずか8GB、今一番売れているiPhoneが128GBなのと比べると、ほとんどデータが入りません。
写真はSDカードに保存できますが、問題はアプリです。
ROMが8GBという本体容量の中には、あらかじめ入っているデータ(プリインアプリ)も含まれているので、実質的には3~4GB程度しかデータは保存できません。アプリについては、ちょっとしたゲームをインストールすると、データも含めて軽く1GBを超えるようなものもあります。
普通に電話やメール、インターネットを見る位なら問題ないのですが、アプリを入れるとすぐに容量不足になったり重くなったりするので注意が必要です。
DIGNO® F | スマートフォン(Android スマホ) | 京セラ
もし、通話やメール、LINEだけでなく、ゲームアプリなども使っていきたいなら、少しお金を出してでも他の機種にしておいた方が無難です。
性能とコスパで見るならば、在庫があればAQUOS Xx2 miniやXperia X Performance、STAR WARS mobile は、いずれもハイエンド機種と呼ばれている、性能の高い機種となります。ですが、比較的手に入る可能性があるものであれば「iPhone SE」や「STAR WARS mobile」がオススメの機種ですね。