ソフトバンクからHTC U11が発売されます。
機種変更はいつもショップのお世話になっている人にとっては、HTC?有名なの?と思うかもしれません。ソフトバンクと言えばAQUOSやXperiaのイメージが強いですが、HTCメーカーのスマホは馴染みがないためです。
スマホに詳しくない人でもイメージが掴みやすいように、HTC U11の特徴をまとめました。
HTC U11はハイスペックスマホ
スペック
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約154mm×76mm×8.3mm
- 質量:約170g
- CPU:MSM8998 最大2.45GHz/1.9GHz(オクタコア)
- メモリ(ROM/RAM):64GB/4GB
- ディスプレイ:約5.5インチ
- カメラ(アウト/イン):約1200万画素/約1600万画素
- 連続待受時間:測定中
- 防水/防塵:防水(IPX7)/防塵(IP6X)
HTC U11の性能についてですが大変ハイスペックなスマホという位置づけです。処理速度や本体容量など、一通りの性能は全て高水準となっています。SHARPやSONYなどの国産ではないため、低スペックなのかなと思う人もいるかもしれませんが、その心配はいりません。
画面サイズが5.5インチと大きいですが、ベゼルが狭いので、画面の大きさの割にコンパクトです。女性が持っても苦にならない大きさで、片手での操作もある程度可能です。画面サイズはiPhone7 Plusと同じですが、本体のサイズは一回り小さいです。
スマホの処理能力を決める重要な部分であるRAMも4GBと大きく、CPUも高性能です。価格の面では実質負担金がXperia XZsと同額で、性能はこちらの方が優れている部分が多く、お買い得感は強いです。
ソフトバンクで発売予定のカラーは、アメイジングシルバー、ブリリアントブラック、アイスホワイトの3色です。
世界一のカメラ機能
スマホといえばカメラ、スマホを持つようになってからデジカメを使わなくなったという人も多いです。HTC U11の注目点として、カメラ性能が非常に高いです。
グローバルなカメラ評価機関DxOMarkでのモバイル端末部門で、最高の90スコアを獲得しました。まさに世界一のカメラ機能を持つスマホがHTC U11です。カメラ機能に定評のあるiPhoneよりも高いスコアという点をみても、HTC U11のカメラ機能は期待大です。
メインカメラ1200万画素、サブカメラ1600万画素と、自撮りカメラの方が高い画素数なのは変わっていますが、カメラの性能は画素数で決まるわけではありません。それでもHTC U11なら風景画も自撮りも綺麗に写せるでしょう。
ハイレゾ音源対応、専用イヤホンも同梱
HTC U11はハイレゾ音源対応で、音楽好きな人にもお勧めです。ハイレゾ音源と言えばXperiaも対応していますが、HTC U11も対応しているので、Xperiaからの機種変更もいいかもしれません。
今のスマホは、充電器などの付属品が別売りとなっているものが多いです。HTC U11もTYPE-C充電対応なので、充電器を持っていなければ別途購入が必要となります。
ただし、HTC U11ではノイズキャンセリング機能付きのハイスペックイヤホンと、ソフトケースが付属品でついてきます。イヤホン同梱は太っ腹です。ノイズキャンセリング付きイヤホンは普通に買うと、安くても5,000円以上はすると思います。
また、ソフトケースが付属というのは、これから紹介するエッジセンス機能があるためと思われます。
新世代スマホの新機能
HTC U11には「エッジセンス」という機能が搭載されています。スマホの側面部にセンサーがついていて、スマホを握るだけで様々なアプリを起動できます。
例えば、写真を撮りたい時、HTC U11ならスマホを握るだけでカメラが起動、さらにもう一度握ると撮影もしてくれます。本当に片手だけですぐに写真が撮れます。
また、HTC U11はVR対応です。モバイルVR端末LINKと繋いで、何かと話題のバーチャルリアリティが楽しめます。LINKは7月以降発売予定なので、VRに期待している人は楽しみですね。
HTC U11の注意点とは
ここまでHTC U11の特徴を見てきましたが、褒めちぎる部分が多く、デメリットがないのか心配になるかもしれません。
外国産スマホには、国産スマホにある機能がついていない場合があります。HTC U11ではワンセグ、フルセグTVは付いていないので注意が必要です。その代り、おサイフケータイや防水、防塵は付いているので安心です。
後はケースの問題があります。好きなケースを付けたいという人の場合、エッジセンスが使えない可能性があります。