iPhoneを機種変更する時、多くのユーザーは現在のiPhoneを下取りに出します。
下取りに出せば毎月割引が入るので、iPhone機種変更後の通信料を抑えられるためです。しかし、2017年発売のiPhone 8、iPhone 8Plus、iPhone Xの料金プラン展開に伴い、iPhone 6sの下取り価格が大幅に引き下げられました。
ついうっかり、何も考えずに下取りに出してしまいそうですが、「本当にそのiPhone 6sは下取りが正解なの?」という話をしたいと思います。
iPhoneの下取り価格はいくらなのか?
下取り対象機種 | 特典A | 特典B(プリペイドバリューチャージ) |
---|---|---|
iPhone 7 Plus | 36,000円(1,500円×24回) | 4,800円分 |
iPhone 7 | 30,840円(1,285円×24回) | 4,800円分 |
iPhone 6s Plus | 24,240円(1,010円×24回) | 4,800円分 |
iPhone 6s | 12,480円(520円×24回) | 4,800円分 |
iPhone 6 Plus | 12,480円(520円×24回) | 4,800円分 |
iPhone 6 | 12,480円(520円×24回) | 4,800円分 |
iPhoneの下取り価格は一定ではなく、月日が経つにつれて減額されていきます。
iPhone 6sの下取り価格は12,480円です(2017年11月10日時点)。以前の傾向としては、iPhoneは2年後に機種変更する時に下取りに出せば、実質無料で最新のiPhoneに機種変更できるという流れがありました。今でも「半額サポート」を併用すれば実質無料で変更できますが、iPhone 8の負担金だけでなく、iPhone 6sの下取り価格も半額です。
総務省のガイドラインで、2年前発売の機種の下取り価格を下げるよう指導があったのが主な原因かと思われますが、12,480円で下取りするiPhone 6sには、活用法がいくつかあります。まず大前提として、iPhone 6sはSIMロック解除ができる端末です。
それだけで色々と使い道が想像できますが、今回はこちらが考案する、iPhone 6sの需要についていくつか挙げてみます。
下取りプログラム(機種変更) | キャンペーン一覧 | キャンペーン | モバイル | ソフトバンク
持込新規とスマホデビュー割で子供が使う
ソフトバンクには「スマホデビュー割」というキャンペーンがあります。実は端末購入をしなくても適用できるため、余っている端末を持ち込んでもキャンペーンが適用されます。
ただし、以下の条件を全て満たすこと。
スマ放題、スマ放題ライト、ホワイトプランいずれかにご加入のうえ、データ定額サービスまたはパケット定額サービス(フラット型)にご加入いただくこと。
機種変更の場合、現在ソフトバンクのケータイ、みまもりケータイまたはあんしんファミリーケータイをご利用されていること。
のりかえ(MNP)の場合、お客さまの電話番号を表示できる他社のケータイ(従来型携帯電話/フィーチャーフォン)、PHSまたはキッズ向けケータイをご利用されているこ
新規加入の場合、ご利用されるお客さまの年齢が6歳以上18歳以下であること。
iPhone、SoftBank スマートフォンをご契約いただくこと(USIM単体含む)※5。
専用2年契約/専用2年契約(フリープラン)にご加入いただくこと。(ハートフレンドご加入の場合は除く)
新規で携帯を持たせるのであれば、今使っているiPhone 6sでもデビュー割を適用させて安い維持費で運用することもできます。
- スマ放題ライト:1,700円
- WEB使用料:300円
- 1GBプラン:2,900円
- デビュー割:‐2,100円
- 月額料金:2,800円
適用条件として、契約者もしくは使用者として6歳以上18歳以下の子供を登録できればOKです。現在、未成年者でiPhone希望者は多いので、iPhone 6sを子供に卸すのはアリだと思います。
スマホデビュー割 | キャンペーン一覧 | キャンペーン | モバイル | ソフトバンク
SIMロック解除と格安SIMで安く使う
SIM Card. / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
iPhone 6sならSIMロック解除が可能なので、格安SIMでの運用が可能です。
iPhone 6sさえあれば端末購入代金は不要なので、月額料金を抑えてiPhone 6sが使えます。格安SIMならデビュー割のような条件の縛りはないので、幅広い用途に使えます。
格安SIMなら、月々数百円で運用することもでき、手軽に持たせるスマホとしては「iPhone+格安SIM」でお得に使うことができます。
予備端末としてキープしておく
iPhoneユーザーの中には、使っているiPhoneが割れて使えなくなった、修理が面倒で割れたまま使っている、という人も意外と多いです。
もし、いざという時に予備のiPhoneがあったなら・・・
そんな悩みを解消できるのがまさにiPhone 6sです。中には家族4台iPhoneを使っているというような人もいると思います。1台予備があるというだけで、色々と安心できるのではないでしょうか?
縁起でもない話ですが、家族でiPhone 8に機種変更直後に紛失してしまった、という場合、最悪iPhone 6sを利用するという手段がとれます。もちろん、私も個人的に予備にiPhoneを持っています。
ゲームアプリや漫画アプリなどの別アカ端末として使う
スマホでゲームをやる人にとっては、もう1つアカウントでログインができると何かと便利です。
スタミナを消費する暇つぶしのゲームなどでは、本機でライフ切れになってもiPhone 6sで続きを楽しむというやり方もできます。また、マンガ読み放題アプリなどで10分までという制限があっても、iPhone 6sも活用すれば2倍楽しめます。
そもそもソフトバンクで下取りに出す必要はあるのか?
Calculator and Money / Images_of_Money
これらの活用法について、全く興味を持たないという人もいると思います。しかし、世の中には上記の理由でiPhone 6sを欲しがっている人もいます。下取り価格が下がってしまった現在、iPhone 6sをソフトバンクに出すメリットはあまりないのではないでしょうか?
「必要ないから下取りでいいや。」という人に関しても、中古ショップなどで売ったほうがお金になる可能性があります。ソフトバンクの下取りは割れていても大丈夫で、手続きが簡単というメリットがあります。しかし、ここまで下取り価格が下がってしまうと、中古として売りに出すほうが、メリットが大きいように感じます。
iPhone 6sを下取りに出す前に、手軽にできる使い道と買取相場について調べてみるといいかもしれません。