12/2より、iPhoneが勝手に再起動してしまうバグ(不具合)が発生しています。全国的に発生しているようですが、iOS11.2にアップデートすれば解決する様です。 症状としては、「勝手に再起動する」、「再起動を繰り返す」、「アプリが開かない」というような症状が現れていますが、その多くが12/2から発生しているようです。
中でもバージョンiOS11.1での報告が多いようなので、OSアップデート(ソフトウェア更新)後、特有のバグと思われます。しかし、Appleではバグを修正するため、すでにiOS11.2をリリースしているので、アップデートを行えば解決します。
ただ、自分のiPhoneXでは、全てのアプリが起動しないという困った状態だったので、ちょっと苦労しました。そうです、アプリが起動しないので、そもそも「設定」アプリが開かないのです。同じ境遇の人もいるかもしれないので、対策を共有しておきます。
パソコンでアップデートする
Appleでは、不具合に対応したOSバージョン(iOS 11.2)が12/3に提供されています。そのため、アップデートさえできれば不具合は改善されます。もし、iPhoneでアップデートができない場合、Phone側ではなくパソコンの「iTunes」経由でアップデートをすることができます。
基本的には、パソコンにiPhoneを繋げば「iTunes」が起動し、iTunes側でアップデートがあると教えてくれます。そのままアップデートを実施すれば、今回の問題は解決するはずです。
パソコンに繋いでも自動でアップデートできない場合
- コンピュータに最新バージョンの iTunes をインストールします。
- デバイスをコンピュータに接続します。
- iTunes を開いて、デバイスを選択します。
- 「概要」をクリックし、「アップデートを確認」をクリックします。
- 「ダウンロードしてアップデート」をクリックします。
- パスコードの入力画面が表示された場合は、入力します。
iPhoneでアップデートが難しい人は、ぜひ試してみてください。
もし、パソコン側に「iTunes」がインストールされていない場合、下記のリンクからダウンロードができますので、まずはパソコンに「iTunes」をインストールしてからiPhoneを繋いでください。
Apple:iTunes
パソコンがない人はAppleサポートに電話する
全てのiPhoneユーザーがパソコンを持っているわけではないので、パソコンがなくて困っている人もいるかもしれません。
もしもパソコンがないなら、家族や友人のパソコンを借りてアップデートを行うこともできます。
ただし、この方法だと第三者のパソコンに自分のiPhoneデータが残ってしまう可能性があるので、ちょっと怖いという人も多いかもしれません。もし、お使いのiPhoneが購入から1年未満なら本体保証期間内です。Appleで修理対応をすれば、それでも問題は解決するはずです。パソコンの用意が難しいなら、こちらの方向で検討してもいいかもしれません。
また、1年以上経過している場合でも無償修理になる可能性もあるので、ぜひ問い合わせてみるといいですね。
Appleサポート:0120-277-535
Apple:お問い合わせ
また、電話を掛けた際にiPhoneの「シリアル番号(IMEI)」の入力が必要になることがあります。事前に確認しておくと便利です。
Apple:iPhone、iPad、iPod touch でシリアル番号や IMEI を確認する
端末操作が可能な場合
Apple iPhone 6 iOS Update / Håkan Dahlström
もし、端末操作が可能であれば、パソコンは必要ありません。iPhoneをWi-Fiに接続し、端末側でアップデートを実施してください。もし、自宅にWi-Fi環境が場合ショップ等で無料のWi-Fiが使えますので安心してください。
ソフトウェア・アップデートの方法
- デバイスを電源に接続し、Wi-Fi でインターネットに接続します。
- 「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」の順にタップします。
- 「ダウンロードしてインストール」をタップします。
iOS のアップデートに必要な容量が足りないため App を一時的に削除してもよいかを確認するメッセージが表示された場合は、「続ける」または「キャンセル」をタップします。ここで削除された App は後で再インストールされます。「キャンセル」をタップした場合は、どのような対処法があるかこちらでご確認ください。
すぐにアップデートする場合は、「インストール」をタップします。または、「後で」をタップして、「夜間にインストール」または「後で通知」を選択します。「夜間にインストール」をタップした場合は、就寝前に iOS デバイスを電源に接続しておいてください。夜間にデバイスが自動的にアップデートされます。
端末操作ができるのに、アップデートができない場合
iPhoneの設定によっては、Wi-Fiに接続してもアップデートできない場合もあります。その場合もすでに公開されていますので、ぜひ下記の方法をお試しください。
- 「設定」>「通知」をタップします。
- どれか一つ App をタップし、「通知を許可」をオフにします。残りのすべての App に対してこの手順を繰り返します。
- お使いのデバイスを iOS 11.2 にアップデートします。アップデートの方法についてはこちらを参照してください。
- アップデートが終わったら、再び「設定」>「通知」をタップして各 App の「通知を許可」をオンにします。