ソフトバンクが2018年1月17日より「おうち割 光セット」を改定するというプレスリリースを発見しました。
しかし、プレスリリースが分かりにくいので、こちらでかいつまんで説明すると、契約から2年間の一部プランの割引増額分が廃止となり、ずっと減額されたままの割引金額となります。
今後、SoftBank 光にする可能性がある人、家族がSoftBank 光なのにまだ「おうち割 光セット」の申込みをしていない人は、1/17までに申込みをしたほうがお得になりそうです。ただ、ここで2つ疑問点が出てきますので、その点についても補足しておきます。
すでにおうち割を契約している人はどうなる?
現在の「おうち割 光セット」では、AndroidやiPhoneのデータ定額20GBもしくは5GBプランの場合、2年間の割引額は1,522円でした。そして、2年後は1,080円に下がります。
しかし、今回の改定で1月17日以降は、初回から割引額が1,080円となります。2年間の割引増額分が無くなってしまいました。
ちなみに、50GBプランの割引額は元から永年1,080円の割引で、変わりません。1GBプラン、2GBプランも永年500円の割引で、こちらも改定後も変わりません。ただし、今回の改定で得をする部分は全くなさそうです。2年間の割引額が一部プランで下がってしまうので、改定というより改悪というべきだと思います。
すでに「おうち割 光セット」を申し込んでいる人は問題ありません。今後、契約が変更されない限り、その条件で割引が適用されます。
ですが・・・、「これはどうかな」という点が2つあります。
①料金滞納などで「おうち割 光セット」が廃止になった場合
「おうち割 光セット」は料金滞納でサービスが停止すると、特典が廃止になります。その場合、再度ショップで申込みをすれば特典を受けられますが、ここについては改定後の料金設定になると思います。料金滞納には注意が必要です。
②「おうち割 光セット」の組み直し
「おうち割 光セット」の組み直しと言っても分かりにくいと思いますが、この事例を全て説明すると長文になるので、いくつかの事例の説明を挙げておきます。
例えば、SoftBank 光(ソフトバンク光)を辞めてSoftBank Air(ソフトバンクエアー)にした場合、もしくはSoftBank Airを辞めてSoftBank 光に変えた場合、「おうち割 光セット」を組む元が変わってしまいます。
また、ソフトバンク光に名義変更手続きがない(さすがに今後改定されると思いますが)ので、ソフトバンク光契約者が亡くなった、離婚したなどの理由で、別の人名義で契約し直した場合などがあります。
上記のように、現在の契約から変更になる場合、改定後の内容で再契約になるケースが高くなります。
ホワイトプランはどうなるのか?
プレスリリースでは、ホワイトプランの時の変更について言及されていません。2018年1月16日までは、2年間1,522円、2年経過後は1,080円の割引が適用されます。今後どうなるのかについてですが、おそらく500円の割引になると思います。
ホワイトプランの割引額については、元々500円しか割引されません。1,522円及び1,080円の割引については、キャンペーンによって増額中という扱いとなります。今回の改定によってホワイトプランのおうち割が500円に戻される可能性は高いと思います。
もし、ソフトバンクだけの通話が多いという状況でなければ、今後はライトプランの方がお勧めとなりそうです。
ソフトバンク:「おうち割 光セット」の改定について