元ショップ店員だけが知ってるソフトバンクの説明書

ソフトバンクで働いていた私が賢くお得に利用する方法をお伝えしています。

シンプルスマホからの機種変更で毎月の料金が高くなってしまうと悩んでいる人にオススメの購入方法。

thinking
thinking / Luca Biada

ソフトバンクには、シニア向けのAndroidスマートフォン「シンプルスマホ」があります。パケット定額が安いので、スマホでも月額料金が抑えられるのが特徴で、今でもシンプルスマホを使っている方もいるようです。

先日、私の元に家族のシンプルスマホの調子が悪く、機種変更をお願いしたら見積もりが高かったと相談に来た人がいました。スマホをあまり使わないので、料金が高くなるなら困るというわけです。

今回は、シンプルスマホで料金を抑えている人が、安く機種変更する方法を紹介します。

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シンプルスマホの月額料金は本当に高いのか?

Calculator and Money
Calculator and Money / Images_of_Money

相談者の話から想像するに、使っていたのはシニア向けのAndroidスマートフォン「シンプルスマホ2」のようでした。2014年モデルなので、長く使っているだろうと想像できます。

要望としては「とにかく安くしてほしい」ということだったのですが、ソフトバンクショップでの見積もりがあまり安くはなかったようです。

見積金額(シンプルスマホ3)

  • スマ放題ライト:1,836円
  • ウェブ使用料:300円
  • データ定額ミニ 1GB:3,132円
  • あんしん保証:810円
  • 機種代金:2480円×24ヵ月
  • 月月割:-1,700円×24ヵ月
  • 月額料金:6,858円

ショップ店員からは「これ以上安くはならない」と言われたそうです。

ちなみに、その方はシンプルスマホ2を月額5,000円台で使っていたというので、1,000円~2,000円ほど料金が高くなってしまいます。他社へのMNPや格安SIMという手段もありますが、年配の方に格安SIMを勧めるのもどうかと思うので、私は「ワンキュッパ割」を紹介しました。

当サイトでも一度紹介しています。

ura-softbank.hatenablog.com

シンプルスマホに対抗できるワンキュッパ割

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「ワンキュッパ割」適用条件

  • 新スーパーボーナスで対象機種を購入。
  • スマ放題、スマ放題ライトいずれかにご加入のうえ、データ定額ミニ 1GBにご加入。
  • ご契約者の年齢が12歳以上であること。

「ワンキュッパ割」は、パケット定額サービスを「データ定額ミニ 1GB」にすることで特別割引が適用になり、スマホの月額料金を抑えることがきます。

ただし、機種購入と同時にしか加入できない上、月月割のサポートが入らないので、端末代金は全額負担となります。しかし、今回のケースでは「ワンキュッパ割」はアリだと思います。

私が提示した見積もりがこちらです。機種は「シンプルスマホ3」ではなく「android one S3」で出しています。また、「あんしん保証パックプラス」は見積もりから外しています。長く使う人にとってはコスパが悪いと判断したのですが、保証に入ったとしてもそんなに高くはなりません。

私の見積金額(android one S3)

  • スマ放題ライト:1,836円
  • ウェブ使用料:300円
  • データ定額ミニ 1GB:3,132円
  • 機種代金:1,280円×24ヵ月
  • 月月割:0円
  • ワンキュッパ割(1年):-1,620円
  • ワンキュッパ割(永年):-1.533円
  • 月額料金:3,395円

「これ以上安くならない。」とは一体何だったんでしょうか?相談者はそのショップ以外で契約すると言っていましたが、どこのショップでも上記のプランで契約は可能です。

ちなみに、ワンキュッパ割(1年)の割引は1年経ったら無くなりますが、2年目も5,015円で使えます。

2年経つと機種代金の分割(1,280円)がなくなるので、3,735円で使えます。ちなみに自宅のネット回線をソフトバンク光にまとめることができれば、永年さらに500円の割引が入りますが、こちらの家庭は「SoftBank 光」ではないので、見積もりには入れていません。

  • 1年目:3,395円
  • 2年目:5,015円
  • 3年目~:3,735円

こちらに相談してくれたからよかったですが、もしも相談されなければシンプルスマホ3を毎月約7,000円で使っていたと思います。

ちなみに「ワンキュッパ割」はシンプルスマホ3でも適用できますが、月月割がないため機種代金は高くなってしまいます。ここは、使い慣れているシンプルスマホ3を優先するか、機種選びよりも月額料金が安くなることを優先するかですね。

ですが、「android one S3」自体シンプルな機種なので、年配の方にもお勧めできるAndroidスマートフォンです。使い慣れているスマホで、大きなアイコンや通話ボタン、ブザー機能を取りたいなら「シンプルスマホ3」でも良いでしょう。仮に料金が少し高くなったとしても、2年経てばどちらの機種を選んでも月額料金は変わりません。

シンプルスマホ3を「ワンキュッパ割」で購入した場合

  • スマ放題ライト:1,836円
  • ウェブ使用料:300円
  • データ定額ミニ 1GB:3,132円
  • 機種代(2年間):2,480円
  • 月月割:0円
  • ワンキュッパ割(1年):-1,620円
  • ワンキュッパ割(永年):-1.533円
  • 月額料金:4,595円

1年目は4,595円、2年目は6,215円、3年目以降は端末代金の分割も終わりますので、毎月の料金は3,735円となります。

「ワンキュッパ割」のデメリットについて

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ワンキュッパ割はシンプルスマホだけでなく、他のAndroidスマートフォンやiPhoneでも活用できます。今回は「android one S3」だと本体代金が30,720円と安い上に、性能も高い機種なので紹介しました。

1GBで十分だと思っているライトユーザーは、一度料金プランの見直しをお勧めします。

ただし、ワンキュッパ割は1GBプランに加入していることが条件となるので、2GB以上のプランに変更をするとワンキュッパ割が外れてしまいます。一度外れた割引は再度適用できません。ワンキュッパ割は、「次に機種変更するまでずっと1GBで十分だ。」というユーザー向けのキャンペーンなので注意が必要です。

逆に、自宅に光回線があり、Wi-Fiが使える人、ほとんど通話とLINEしか使わない人など、そのような使い方なのに毎月7,000円以上払っている人は、「ワンキュッパ割」を使っての機種変更がお勧めです。

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