現在、ソフトバンクで発売されている最新のガラケーはシャープ製の「AQUOS ケータイ2」になりますが、ちなみに発売日は2016年10月28日でした。
ガラケーの新機種というのは中々発売されないなぁと思いますが、ユーザーからしても最新機能は必要ないという人も多いのではないかと思います。これからソフトバンクでガラケーを機種変更、もしくは新規で購入したいと考えているなら、最新機種という事で「AQUOS ケータイ2」を勧められるかもしれませんが、他のガラケーと違い、「AQUOS ケータイ2」はメリットもデメリットも知らないでいると選択を見誤るガラケーだと思っています。
そこで、これからガラケー購入を考えている人に知っておいて欲しい、「AQUOS ケータイ2」のメリットとデメリットを評価してみました。
Wi-Fi&テザリングが使えるガラケー
AQUOSケータイのメリットはこれに尽きるといっても過言ではありません。ガラケーでありながらWi-Fiが使えます。
長らくスマホを使っている人にとっては、Wi-Fiが使えるというのをメリットとして挙げる意味がわからないかもしれません。 実は、現在のガラケーは自宅のネットやWi-Fiスポットを利用しての通信ができません。インターネット通信はあくまでソフトバンク電波を利用して行うので、自宅にWi-Fi環境がある人も、職場にWi-Fi環境がある人も、通信料が発生します。
「あれ?ガラケーには無料のWi-Fiオプションがついていなかったっけ?」という詳しい人もいるかもしれないので、一応解説しておくと、昔あったのは「ケータイ向けWi-Fi」というオプションです。
ケータイ向けWi-Fi(無線LAN) | Wi-Fi(無線LAN) | サービス | モバイル | ソフトバンク
オプションとしてソフトバンクが提供しているものであるのに加えて、現在販売されている機種ではオプション加入できません。対応機種で最新のものだと「THE PREMIUM7 WATERPROOF 004SH」となりますが、発売されたのは2010年冬です。(もちろん現在は取り寄せできません)
「AQUOS ケータイ2」はケータイ向けWi-Fiというオプションではなく、端末自体にWi-Fi機能が備わっています。Wi-Fiを利用するためのオプション加入は必要ありません。つまり、携帯を解約したとしてもWi-Fiでの通信は可能となります。パケット定額に入らなくても、Web基本接続料を契約しなくても、つまり通話専用プランのAQUOSケータイ2でもインターネットが利用できます。これが行えるのは、現状機種ではAQUOSケータイ2のみとなります。
「AQUOS ケータイ2」なら、パケットプラン未加入でもインターネット通信をWi-Fi経由で行えますし、パケットプランが従量課金制でも料金を抑えられます。4G通信対応なので、LINEも動画視聴も行えます。また、テザリング機能も搭載されていますので、「AQUOS ケータイ2」を親機として、タブレットやパソコン、ゲーム機等をWi-Fiでネット通信をさせることもできます。
その上、本体価格はDIGNOケータイやかんたんケータイ9とも同額です。2017年8月現在では、ソフトバンクガラケーは性能、発売時期に関係なく一律47,520円です。どれを選んでもコスパは同じなので、Wi-Fi機能に魅力を感じるなら「AQUOS ケータイ2」しか選択肢はありません。
通話専用なら選択肢から外すべき
ガラケーでありながらWi-Fiで通信できる「AQUOS ケータイ2」ですが、そこに魅力を感じないなら選択肢から外していいと思います。
「AQUOS ケータイ2」がWi-Fi通信対応だと知って、さっそくソフトバンクショップへデモ機を触りにいったのですが、そもそもショップにデモ機が置いてありませんでした。操作感試してみたかったのですが、その点は仕方がありません。しかし、実際の操作はできませんが模型はあったので、実際に画面を開いてみました。
カチカチカチカチパタン!
うん?
カチカチカチパタン!
ガラケーを開いても閉じても、
すごくうるさい!?
購入を考えている人は絶対に実機を触ってみてください。本当にうるさいです。
しかも堅いので、ちょっと力を入れないと片手では開きません。ガラケー愛好家の多くは通話がしやすいという点をメリットとして考えていると思いますが、開く時にうるさいガラケーを持ちたいとは思わないのではないでしょうか?
一応「AQUOS ケータイ2」にはワンプッシュオープンのボタンが付いています。こちらを利用すれば片手で簡単にケータイを開けるのですが、それでも「スー―パチン!」と、やはりうるさい・・・その分、しっかりした作りになっているのだと思いますが。
ワンプッシュオープンは壊れないのか
ちなみに片手でワンプッシュオープンの機能は、昔の折りたたみケータイでも付属しているものが意外と多かったです。しかし、これが付いていると、「勝手にケータイが開く」「閉まらなくなる」という不具合が頻繁に起こっていたと記憶しています。
現在は改善されている可能性も考えられますが、個人的な感想では壊れやすいと思います。ヒンジ部分(ディスプレイ側とキーボード側の継ぎ目の部分)のボタンは頻繁に開閉するので、耐久性の面では壊れやすい部分となります。ガラケーでは電源が入っているが本体画面が表示しなくなるという故障事例もありますが、これもヒンジ部分を頻繁に折り曲げるので、接続不良を起こしやすくなるためです。
Wi-Fi機能がいらないというのであれば、DIGNOケータイなら開閉も静かで、耐衝撃対応なので丈夫で長持ちするかもしれませんね。
主な特長|AQUOS ケータイ2|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
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