元ショップ店員だけが知ってるソフトバンクの説明書

ソフトバンクで働いていた私が賢くお得に利用する方法をお伝えしています。

MNPなら「iPhone 7」がオススメ!一括購入割引対象で一括10,800円~購入できる。

iPhone 7 Plus Gold box (2)
iPhone 7 Plus Gold box (2) / Honou

今月は最新iPhoneが発表・発売されるとネット上でも話題になっており、それに向けてかどうか分かりませんが、ついにソフトバンクのiPhone 7が「一括購入割引」の対象になりました。

ちなみに「一括購入割引ってなに?」という人も多いと思います。今回の内容は、iPhone 7が一括購入割引対象で、誰にとってお得なのかという話。また、ちょっとした裏技を紹介します。

今回のキャンペーンは、他社からソフトバンクへMNP(乗りかえ)する人が対象です。また、分割審査が通らない人向けでもあります。あとは、子供にスマホを持たせたいけれど「iPhone 7じゃないとヤダ。」なんてわがまま言われている親御さん向けの記事でもありますので、参考までに確認してみてください。

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「一括購入割引」が必ずしもお得という訳ではない

money
money / Sole Treadmill

まず、すごく矛盾した話になりますが、「一括購入割引」という名前のキャンペーンであるにも関わらず、一括購入割引では携帯料金は安くなりません。ただし、近々、発売される最新iPhoneの発売前段階で本体価格87,840円のiPhone 7(32GB)が、一括10,800円で購入できます。

意味がわからない人のために、ソフトバンクの「一括購入割引」の内容について解説します。ちょっと長いので、一括購入割引を理解している人は飛ばしてもらって構いません。

通常、ソフトバンクで端末を購入する時には、「月月割」という割引のサポートが付きます。iPhone 7(32GB)なら本体価格は87,840円です。2年分割で契約すると、毎月3,660円の支払いが必要となります。しかし、支払期間中は「月月割」によって、毎月3,210円の割引サポートが入ります。実質的には450円の負担が2年間続きます。この2年間の負担金の合計は10,800円となります。

これが「一括購入割引」で購入した場合は、iPhone 7の32GBを一括10,800円で購入できます。ただし、一括購入割引で割り引かれたiPhone 7には、月月割のサポートが適用されません。つまり、やはり同じ10,800円の負担となります。

あくまで、一括で払うか分割で払うかの違いで、2年間の合計の負担金は同じなのです。

昔は一括0円のMNPで携帯料金が2,000円台なんて時代もありましたが、その頃の一括0円は月月割のサポートも入っていた0円なので、一括購入割引の0円とは根本的に違います。ただし、一括購入という点においてのメリットはあります。

一括購入なら分割審査が通らない人でも購入できる

Balancing The Account
Balancing The Account / kenteegardin

一括購入割引でiPhone7を購入するなら、分割審査が通らない人でも8万円以上するiPhoneを購入できます。月々の携帯料金がお得にならないとしても、iPhone 7が持てるという点自体がメリットとなります。

実際、分割の審査が通らなくてiPhoneが購入できないという人はいますし、格安スマホではなく高性能なスマホを手軽に購入できるという点は大きなメリットと言えます。

ura-softbank.hatenablog.com

「一括購入割引」の罠には注意

desktop calendar
desktop calendar / torisan3500

一括購入割引には裏ワザがありますが、その前に一括購入割引の罠について解説します。一括購入割引で契約後、2年以内に解約したり指定プランからの変更をしてしまうと、短期契約解除料が発生します。

一括購入割引に関するご注意

  • のりかえ(MNP)でご購入の場合、一括購入割引を選択いただけます。
  • 契約後23ヵ月以内(ご請求月単位)の解約、データ定額サービスの解除もしくはパケット定額サービスの変更時に、ご利用期間によって以下の契約解除料がスマ放題専用2年契約、またはホワイトプランの契約解除料に追加でかかります。

また、一括購入割引では、データ定額ミニ1GBプランも認められていません。

契約解除料の発生期間

  • 【ご利用期間:1ヵ月】⇒ 72,450円
  • 【ご利用期間:2ヵ月~23ヵ月】⇒ 72,450円から「3,150円×ご購入後の端末利用月数」を減額した金額
  • 【ご利用期間:24ヵ月以降】⇒ 0円

分かりやすく説明すると、「端末代金は大幅に値引きしたから、そのかわり携帯料金は2年間しっかり払ってね。もし途中で指定パケットプランを変更したり回線契約を解約したりしたら、端末代金から値引きした分返してね。」という感じです。

上記の例では、72,450円値引きしているので、例えば1年後に解約したら、値引き分の半額を違約金として請求されます。

「一括購入割引」を使ったお得な裏技がある

Fisher space pen
Fisher space pen / vidalia_11

一括購入割引でよく勘違いされているのですが、2年間同じ機種を使い続ける必要はありません。解約はNGですが、適用条件を満たしたプランであれば機種変更は可能です。

ソフトバンクでは、一括購入であれば最短1か月後に機種変更が可能です。iPhone 7を一括購入割引で購入後、最新のiPhone 7sやiPhone 8に機種変更すると、iPhone 7がタダ同然で出に入ります。iPhone 7は下取りや買取に出してもいいですし、予備として持っておいてもいいでしょう。子供など家族に使わせるという方法もとれます。

現在、MNP公式キャンペーンが弱いので、MNP後に機種変更をしても、廃止になる割引がほとんどありません。新しいiPhoneを待つのもアリですが、今のうちにiPhone 7を確保しておくのもアリです。

子供に持たせるというのであれば、6歳から18歳なら「スマホデビュー割」が適用できます。デビュー割は持ち込み新規でも可能なので、1台は最新のiPhone、1台はiPhone 7をデビュー割でという持ち方もできます。

スマホデビュー割 | キャンペーン一覧 | キャンペーン | モバイル | ソフトバンク

また、iPhone 7はSIMロック解除も可能です。101日以降であればロック解除して、格安SIMで使用するという使い方もできます。2017年8月1日より、一括で購入した端末はすぐにSIMロック解除ができるようになりましたが、一括購入割引で購入した端末は100日間SIMロック解除ができません。

SIMロック解除の一部受付条件変更のご案内 | 個人のお客さまへのお知らせ | お知らせ | モバイル | ソフトバンク

どちらにせよ、上手く活用すれば使い道の幅が広がるので、人によっては使いようがあるはずです。

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