auもソフトバンクも4年縛りを9月で終了！今縛られている俺たちはどうなるの？ - 元ショップ店員だけが知ってるソフトバンクの説明書

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auがアップグレードプログラムEXの新規受付を9月30日に終了することがわかりました。また、ソフトバンクも半額サポートが新規受付終了となります。

「今4年縛りで半額のiPhone使ってるんだけど、俺たちどうなるの？」今回はそんな人たちがどうなるのか？というお話です。今回は、9月末でauの「アップグレードプログラムEX」は新規受付終了となりますが、すでに加入している人は継続して利用が可能です。つまり、しばらくは半額のままiPhoneを使っていても問題はありません。

問題なのは端末を2年使った時点での手続きです。2年後に機種変更をしても、もう半額にはなりません。肝心のアップグレードプログラムEXがなくなってしまっているのですから、最新のiPhoneは全額負担になっている可能性があります。

auが4年縛りを9月末で終了になると2年後どうすればいいのか？

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2年後の選択肢として、以下が考えられますが、それぞれどうなるのかを確認してみましょう。

新しいiPhoneに機種変更する
そのまま今のiPhoneを使い続ける
より安いキャリアへ乗り換える

①新しいiPhoneへ機種変更する場合

購入から2年経っているなら使っているiPhoneを返却すれば、今のiPhoneの残債は免除になります。ただし、新しいiPhoneの機種代は全額自己負担になっている可能性があります。

例えば、今のiPhoneも次に機種変更するiPhoneも104,880円だったとします。アップグレードプログラムEXなら48回払いで月額2,185円の負担です。新しいiPhoneに機種変更すると、今度は104,880円が半額になりません。24回分割なら月額4,370円、つまり月額料金が2,185円も上がってしまいます。

もし、48回分割にできるなら月額2,185円ですが、その場合今度のiPhoneは4年間も使うことになるのでしょうか。

②そのまま今のiPhoneを使い続ける場合

「アップグレードプログラムEX」に加入しているからといって、2年後に機種変更しなければならない訳ではありません。

今の機種が気に入っている、新しい機種に魅力がない、そんな時はそのまま今のiPhoneを使い続けてもいいのです。2年経った時点でアップグレードプログラムEXのオプション料390円の支払いは終わります。機種を使い続ける場合、24回以降も分割のお金は払い続けることになります。ただし、新しい機種を購入するわけではないので、月額料金が高くなるわけではありません。

4年経過し分割支払金を全額払えば、iPhoneの返却の義務もなくなります。ただ、結果としては半額の恩恵がないどころかアップグレードプログラムのオプション料390円×24回（9,360円）の払い損になります。

注意点として、4年以内に機種変更する場合、残債免除される総額は少なくなるけれどiPhoneは返却しなければなりません。例えば、3年半で機種変更する場合、iPhoneを返却しても残債免除になるのは残り半年分のみとなります。契約時には半額になると言われていても、結果としては12.5%しか割引にならない計算になります。

③より安いキャリアに乗り換える

こんなに長い縛りを課しておいて、言うことがコロコロ変わるauなんてもう嫌だと、2年後にはauから他社に乗り換えるという選択肢もあります。

そもそもアップグレードプログラムEXでは、次もauで同等プランに加入するという条件で半額にできるというものでした。つまり2年後他社に乗り換える場合には、iPhoneの残債半額分と更新月以外の解約の場合別途9,500円の解約金も発生します。これが4年縛り、もしくは実質永久的な縛りだとアップグレードが批判されていた理由でもあります。

しかし、アップグレードプログラムEXは半額でiPhoneに切り替えていくプランでしたが、新規受付終了した時点でその前提が崩れてしまっています。2年後にauを解約するといって、au側も強くとがめることはできないでしょう。

この場合、2年後解約する時には今使っているiPhoneをauに返却して、残債は免除して乗り換えという流れになると思います。