ソフトバンクからシャープ製「AQUOS R」がすでに発売されていますが、2017年7月14日に「AQUOS ea」も発売されました。
値段が安いのは「AQUOS ea」ですが、果たしてこっちでいいのかと不安になる人もいると思います。また、京セラからは「DIGNO G」も発売されていますが、こちらと比較してどうなのかという人もいると思います。
「AQUOS ea」はライトユーザー向けでありながら、そこそこの機能が備わった機種となります。値段は抑えたいけれど最低限普通には使いたいという人向けと言えます。
「AQUOS ea」ってどうなの?
スペック
- サイズ(高さ×幅×厚さ):約142mm×71mm×8.8mm
- 質量:約135g
- CPU:MSM8952 1.5GHz+1.2GHz(オクタコア)
- メモリ(ROM/RAM):16GB/2GB
- ディスプレイ:約5.0インチ
- カメラ(アウト/イン):約1310万画素/約500万画素
- 連続待受時間:3G 875時間/4G LTE 745時間
- 防水/防塵:防水(IPX5/IPX8)/防塵(IP5X)
まずは「AQUOS R」「AQUOS ea」「DIGNO G」の性能を比較してみます。
どうみても「AQUOS R」のほうが、ハード面・ソフト面ともに頭一つ飛び出ていますが、その分値段は上がります。全てを細かく検証していくのは大変なので、これから重要と思われる点だけピックアップしていきます。
「AQUOS ea」はライトユーザーにオススメ
CPU / icantthinkofanoriginalusername
RAMとROMの差は歴然で、「AQUOS R」ならROM64GBでRAM4GBと高性能です。
一方「AQUOS ea」は、ROM16GBでRAM2GBなので、最低限のアプリは使えて最低限は動くという印象です。ここは「DIGNO G」と同じです。ライトユーザーでなければ「AQUOS R」一択となるでしょう。CPUは「DIGNO G」のみクアッドコア、他2機種はオクタコアです。
性能だけなら「AQUOS R」>「AQUOS ea」>「DIGNO G」と順番となります。
ライトユーザーなら、という観点で見てみると、防水防塵ワンセグお財布など、最低限の機能は付いています。赤外線は「DIGNO G」のみとなりますが、現在のスマホではほとんど赤外線は搭載されていません。また、シャープの「エモパー」は新しいバージョンを搭載している、自撮り広角レンズに対応しているなど、最新機種についている機能も搭載しています。ライトユーザー向けといっても、古い機種というわけではないのです。
全体的な性能としては「AQUOS R」に劣るが、「DIGNO G」よりは高性能と言ってよさそうです。
カメラ性能は最低限維持している
カメラにこだわりがある人なら、多少値段が張ってもHTC U11やiPhone、AQUOS Rなどを選ぶといいと思います。
値段を抑えてそこそこ撮れればというのであれば、「AQUOS ea」でも十分かもしれません。2年前のスマホと比べれば自撮りカメラは進化していますし、スマホデビュー機種としては十分ではないかと思います。
インカメラの画素数については3機種でかなり差があります。「AQUOS R」が1630万画素なのに対して、「AQUOS ea」は500万画素、「DIGNO G」は200万画素です。
本体価格は機種別ごとの差が大きい
Taschenrechner / Calculator / wuestenigel
AQUOS R
AQUOS ea
DIGNO G
スマホの決め手は性能だけでなく、値段も重要です。
本体価格
- AQUOS R:93,120円
- AQUOS ea:47,520円
- DIGNO G:30,720円
上記のようにかなりの幅があります。機種代金の差は、それだけスペックの差があるとみていいと思います。
また、2017年7月19日時点での機種変更時の実質負担金を確認してみると、やはり「AQUOS R」のみがやはり負担が大きくなります。「DIGNO G」と比べると高いですが、200円の差なら十分お買い得と言えます。
ガラケーからの不安がある、耐衝撃が欲しい、という「DIGNO」押しの理由がなければ、「AQUOS ea」の方がスペックは安定しています。
スマホデビュー割なら特別価格で購入できる
- AQUOS R:3,880円
- AQUOS ea:1,080円
- DIGNO G:180円
※スマホデビュー割での購入の場合、「AQUOS R」は特別価格対象外です。
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ガラケーからスマホへの機種変更時の割引サービス「スマホデビュー割」が適用になることで、かなり価格差が開いてきます。スマホデビュー割で安く抑えたいならば「DIGNO G」の180円というのは魅力的です。
通常の機種変更ならコスパ的に優秀なのは「AQUOS ea」ですが、スマホデビュー割で安く維持したいのであれば「DIGNO G」もお勧めです。